CData Arc の起動と実行

CData Arc の組み込みWeb サーバーと無償トライアルライセンスを使用すると、インストールが簡単です。このガイドでは、お使いのマシンでCData Arc の利用を開始するための、最もシンプルで速い方法について説明します。

クイックスタート

以下のステップに従って開始します。

  • ダウンロードーWindows 版とJava 版のどちらについても、こちらのCData Arc ウェブサイトからダウンロードすることができます。
  • インストールーWindows の場合はsetup.exe を実行し、Java の場合はsetup.jar を抽出して実行し、インストールウィザードを起動します。
  • セキュアーセットアップ中にデフォルト「admin」ユーザーのパスワードを指定して構成コンソールへのアクセスを保護します。(デフォルトでは、パスワードも「admin」となっています。)
  • 起動ーセットアップウィザードの「Run CData Arc」オプションを使用するか、インストールディレクトリに移動してCData Arc.exe(Windows)またはarcesb.jar(Java)を実行します。
  • 評価ー管理コンソールが自動的にWeb ブラウザで起動します。「About」ページに移動して30日の評価版をアクティベートボタンをクリックします。

これで、CData Arc の準備が整いました。

内部での動き

組み込みサーバー

CData Arc はWeb アプリケーションであるため、取引先からのメッセージやファイルを、インターネット経由で簡単に受信できます。Web アプリケーションは、Web サーバーでホストする必要がありますが、CData Arc 組み込みサーバーのセットアップは複雑ではありません。

ただし、CData Arc は組み込みサーバーを必要とせず、外部Web サーバー(IIS、Tomcat、Jetty、JBoss など)にデプロイすることができます。CData Arc のホスティング構成は、環境に応じてシンプルにも複雑にもすることができます。

デフォルトでは、組み込みのWeb サーバーはポート8001 で待機し、プレーンテキスト接続のみをサポートします。この動作は、以下のセクションで説明するように構成することができます。

Web UI

CData Arc のユーザーインターフェース(管理コンソール)も全体的にWeb ベースです。外部パートナーがCData Arc に接続してファイルやメッセージを送信するのと同じように、Web ブラウザでCData Arc に接続して管理コンソールにアクセスできます。

組み込みWeb サーバーの開始に合わせて、Web ブラウザが自動的に起動しますが、管理コンソールの開閉はアプリケーションの動作には影響しません。サーバーはバックグラウンドで実行され、必要に応じていつでもWeb ブラウザでUI を開くことができます。

コンソールは、ユーザーのみがアプリケーションを構成できるように、一連の管理者資格情報の背後で保護されています。

組み込みサーバーを構成する

組み込みWeb サーバーは追加設定なしで動作しますが、特定のユースケースに対応するように構成することもできます。

Windows 版

Windows では、専用のUI を使用してWeb サーバーを構成します。CData Arc の実行時には、システムトレイにCData Arc アイコンが表示されます。

CData Arc アイコンで右クリックし、「Server Options...」 を選択して組み込みWeb サーバーUI を起動します。

このUI を使用することで、組み込みWeb サーバーをサービスとして実行するように構成したり、SSL/TLS およびプレーンテキスト接続の有効無効を切り替えたり、サーバーのログを強化したりすることができます。組み込みWeb サーバーの構成に関する詳細情報は、専用のヘルプページを参照してください。

Java Edition版

Java 版は組み込みWeb サーバーとしてJetty サーブレットを使用します。このサーバーは、Web サーバーディレクトリで、CData Arc.xml ファイルを介して構成されます。

デフォルトでは、以下のパスにインストールディレクトリがあります。

Windows:C:\Program Files\CData Arc Java Edition\webapp
Java: ~/arcesb/webapp

サーバー構成プロパティは、CData Arc.xml ファイルで直接設定されます。サーバーポートの変更、SSL/TLS の有効化・無効化などの詳細については、専用のヘルプページを参照してください。

サーバーの起動と停止

CData Arc.exe またはCData Arc.jarを実行すると、自動的に組み込みWeb サーバーが起動します。

Windows 版では、組み込みWeb サーバーUI にてサーバーを手動で停止または再起動することができます。

Java 版では、.jar ファイルを実行しているプロセスを終了してサーバーを停止し、.jar ファイルを再度実行してサーバーを再起動します。

最初のフローを作成する

フローページは、CData Arc で最も重要な役割を果たします。フローページに詳しくない場合、「CData Arc フローページの使い方」を参照してください。

カスタムフローの構築を開始する準備ができている場合は、「CData Arc で最初のフローを作成する」ガイドを参考にすることができます。



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